2026年8月から、親子3人でマレーシアに住むことを決めました。
いわゆる「親子教育移住」です。
この記事は、
- マレーシア教育移住を考えている人
- 海外教育を小学生から経験させるべきか悩んでいる人
- 親子移住に興味はあるけど、決断の軸が見えない人
に向けて書いています。
ただし、成功ノウハウとか、移住ハウツーではありません。
あくまで「なぜ我が家がそう決めたのか」という、かなり個人的な判断の記録です。
なぜ教育移住を決めたのか
うちは今、大阪で父1人・娘2人の3人暮らし。
実質ワンオペで仕事しながら子育てしています。
毎日子どもを見ていると、思うんですよね。
「あぁ、未来を作るのはこの子たちなんだな」と。(もうジジイやなぁ)
自分は30代半ばを過ぎて、仕事も収入もある程度安定してきた。
良くも悪くも、人生の輪郭が見えてきています。
正直、自分の人生はその時その時で設計すればいい。
じゃあ、次に考えるべきことは何か。
やっぱり子どもの教育なんですよね。
親としては、本人が「やりたい」と思ったことを選べる人生にしてあげたい。
そして、もし資本主義社会があと20〜30年続くと仮定するなら、
生き方の選択肢を持てる人間になってほしい。
そこから教育について真剣に考え始めました。
子どもに身につけてほしい3つの力
まずゴールを設定しました。
ひとまず「大学入学までに自立できる状態」をゴールにする。
娘たちは現在10歳(小5)と9歳(小3)。
あと約10年、子育ては続きます。
以前は「公立でもいいし、普通に育てばいいかな」くらいでした。
でも改めて考えると、
生き抜く力は意識して育てないと身につかない。
そこで整理したのが、この3つです。
1.英語力
「AI翻訳があるから語学はいらない」という意見もあります。
私は反対です。
読み書きは確かにAIで代替できるでしょう。
でも会話は別。
コミュニケーションは瞬発力ですし、
ニュアンスの差はまだAIでは埋まりません。国境の壁が薄くなった今、
英語が話せることは“武器”ではなく“前提”になると思っています。
(ちなみに私も毎日英語勉強しています)
2.自主性(発言力・リーダーシップ)
日本の小学校教育を見ていると、
自主性を育てる環境はまだ十分とは言えない印象があります。
先生が悪いわけではなく、
カリキュラムが昔と大きく変わっていない。
もちろん「空気を読む力」も大事です。
でも資本主義社会では、
強い自主性とリーダーシップは必須だと思っています。
例えば私は、セミナーや会議で
「質問ありますか?」と言われたら必ず最初に手を挙げます。
1,000人規模でもです。
理由はシンプルで、その方が得だから。
目立つし、覚えてもらえるし、
参加姿勢にも緊張感が生まれる。
能力的には凡人の私が、
30代で仕事と人間関係を築けたのは、
この積極性のおかげだと思っています。
中国での仕事や海外とのJVでも感じましたが、
海外では「譲る文化」はほぼありません。
言いたいことをぶつけ合って前に進む。
それが普通なんです。
3.サバイバル力(1人でも生きていける力)
これが一番大事かもしれません。
正直、人生で一度も「詰んだ」と思わず生きるのはぬるいと思ってますw
学生時代に1回くらいは、
「あ、ヤバい…」
という経験をしてほしい。
私自身、大学時代にバックパックで中国やベトナムへ行ったとき、
普通に「死ぬかも」と思いました。
もちろん子どもに恐怖を与えたいわけではありません。
ただ、日本語が通じない環境に入れば、
「あ、英語話さないと生きていけない」
と自然に思うはずなんですよね。
子どもは適応が早いので、そこは信じています。
なぜ期間限定の教育移住にしたのか
実は最初、小学生から単独ホームステイも考えていました。
でもやめました。
決め手は後輩の一言。
「小学生で海外行かせて、その間に反抗期きたら辛くないですか?」
……たしカニ🦀
もし帰国した時に距離ができていたら、取り返しがつかない。
さらに、祖父母の存在も大きかった。
両家とも健在です。
孫が突然海外に行ってしまうのは、やっぱり寂しい。
私は迷った時、「取り返しがつくか」で判断します。
英語や自主性は後からでも身につく。
でも、小学生時代の家族との時間は戻りません。
だから「大学までは一緒に過ごす」。
海外は1〜2年の経験に留める。
最終的にこういう教育ロードマップになりました。
- 小学:1〜2年の海外移住(マレーシア)
- 中学:日本
- 高校:1年留学(オーストラリア or カナダ)
- 大学:海外大学を目標
もちろん本人の意思が最優先です。
なぜマレーシア教育移住なのか
候補はたくさんありました。
イギリス、カナダ、オーストラリア、シンガポール、ベトナムなど。
でも条件を整理すると絞られました。
- 祖父母に会いやすい
- 時差が少ない
- 費用現実的
- 自分がイメージできる国
結果、オーストラリアか東南アジア。
最終的にマレーシアに決定しました。
理由はシンプルで、
- 比較的費用が抑えられる
- インターナショナルスクール環境が整っている
- 中華系人口が多く、中国語にも触れられる
という点。
その後はエージェントや現地在住者に話を聞きながら進めていますが、その話はまた別記事で。
まとめ|これは「正解」ではなく、我が家の選択
教育移住が正しいとは思っていません。
ただ、
- 子どもにどんな力を持ってほしいか
- 何は取り返しがつかないのか
を考え続けた結果、こうなりました。
同じように、
「海外教育どうしよう」
「日本の教育だけでいいのかな」
と悩んでいる親御さんの、
ひとつの判断材料になれば嬉しいです。
現場からは以上です。

