こんにちは、ひらそです。
※こちらの記事はセブ島親子留学の体験談、後編です。まだ前編を読んでいない方は、まずはこちらからどうぞ!
→ 【親子でセブ島留学】英語学習と異文化体験の旅(前編:出発前〜3日目)
前回は、セブ島親子留学を思い立ったきっかけから、出発準備、そして留学生活前半の様子をお伝えしました。今回は、留学生活後半で感じたこと、そして帰国までの出来事をまとめていきます。
前半戦で感じた充実感とは裏腹に、後半は少しだけバタバタした日々。それでも、現地で得られた学びは、私たち親子にとってかけがえのないものになりました。
留学生活のリアル:後半で感じたこと(4日目:7/24)


この日は、朝から子どもたちを送り出して、いつものように散歩へ。前日までは曇りがちでしたが、今日はしっかり日差しが出ていて暑い!日傘とサングラスの必要性を感じましたね。
午後は楽しみにしていた授業でしたが、少し大変なこともありました。
私の場合、授業時間が14:45〜18:05という午後でした。仕事柄、朝型人間なので、正直なところ、この時間帯は頭がボーッとして集中しづらかったんです。もし2週間以上の留学だったら、絶対に時間変更をお願いしていたと思います。今回は4日間だったので、「まあいいか」とそのまま頑張りました。


また、長女が微熱を出してお腹も痛いというので、午後からは休ませることに。子どもたちも、慣れない環境で、勉強漬けの毎日を送っていたので、疲れてしまったのでしょう。
そして、食事にも少し飽きが来てしまいました。
毎日ビュッフェ形式で美味しいのですが、やはり韓国料理に偏りがちで、油っこい料理が多かったんです。健康志向の我が家としては、子どもたちが口にするものに少し気を使う必要がありましたね。


この日、改めて感じたのは、この親子留学に来ている人には2つのタイプがいるということ。
- バケーション感覚で来ている人
- 投資意欲が高く、勤勉な人
ぶっちゃけ、前者が圧倒的に多い印象でした。親御さんはマッサージや買い物を楽しんだり、授業を受けていない方もいるようでした。
一方、私たちは完全に後者。子どもに海外を体験させたい、英語力を身につけさせたい、という明確な目的を持って来ていました。
「親子留学」という言葉から、親も子もしっかり勉強するイメージを抱いていましたが、実は「子どもの留学に、親もついでについていく」という認識の方が多いのかもしれません。
ま、それは他人の話なので、あまり気にせず、自分に集中って感じですかね。
留学生活のハイライト:現地で感じたこと
後半の授業では、先生から「何があなたの感情を駆り立てますか?」「あなたの考えがあなたを作りますか?」といった、哲学的な問いを投げかけられ、英語で議論する時間が多かったです。毎日脳がショートしそうでしたが、これが最高に面白かった!


現地の人々にも、同じような2つのタイプがいると感じました。
- 勤勉な先生たち:心理学や哲学にも精通している先生が多く、母国語4つに加えて英語や韓国語も話せる先生もいました。
- ザ・途上国の人たち:一歩ホテルの外に出ると、陽気に話しかけてくるバイクタクシーのおじさんや、屋台で一生懸命働く人々がいます。
この雰囲気、個人的には大好きです。日本では味わえない、活気と少しのカオスが混ざり合った、東南アジア特有の空気感。子どもたちにも、日本とは違う世界があることを肌で感じてほしかったので、最高の体験になりました。




子供達のテキストはこんな感じ。
最終日と帰国(5日目〜帰国:7/25〜26)
あっという間に最終日。午後には最後の授業を受け、達成感と少しの寂しさを感じました。夜には卒業パーティがあり、子どもたちがマイクの前で立派に感想を発表する姿に胸が熱くなります。



翌朝は早起きして空港へ。帰国便はマニラ経由だったので、マニラ空港でのトランジット中に、ゆっくりお土産を買うことができました。





1週間ぶりの大阪に到着したときは、さすがに疲れ果てていましたが、それ以上に「行ってよかった!」という気持ちでいっぱいでした。
まとめ:セブ島親子留学で得られたもの
今回の親子留学は、本当に素晴らしい経験になりました。
私自身は、
- 毎日4時間の英語漬け生活で、アウトプットの練習ができた。
- 東南アジアの雰囲気を改めて好きだと実感できた。
子どもたちも、
- 1日6時間のマンツーマンレッスンで、英語力がかなり向上した。
- 初の海外体験で、日本との文化の違いを肌で感じた。
そして、何より一番の収穫は、次女との会話です。
「パパ、話しかけすぎ、恥ずかしいよ!」と、最初は海外の人と話すことを恥ずかしがっていた次女。そこで、「失敗してもいいから、どんどん話しかけてみよう。それが英語を学ぶ意味だよ」と話しました。
この会話を通じて、完璧じゃなくていい、チャレンジすることが大切なんだ、という価値観を共有できたのは、本当に貴重な時間でした。
セブ島親子留学は、こんな人におすすめです。
- 日本の教育に少し不安を感じている人
- 子どもに早期から英語教育や多文化交流をさせたい人
- 子どもに負けず、自分の英語力も向上させたい人
留学前にはいくつか懸念点もありましたが、結果的には心配無用でした。
- ドライヤー:ホテルにありました。持っていく必要なし!
- Wi-Fi:ホテル内のWi-Fiで十分。
- 栄養面:親が意識しないと食事が偏りがちだけど、意識すれば大丈夫
- 現金:1週間ならほとんど使いません。チップ代程度でOK。
最後に
何度も申し上げていますが(w)今回の1週間、最高の親子留学を経験することができました。
また行きたいか、と言われると「絶対にYES」ですし、何より、今回の留学を通して、子どもたちにもっともっと海外に出て行ってほしい、と言う気持ちがさらに増しました。
一方で、あまり早くから海外に出してしまうと、親子で一緒にいられる時間が短くなるのかぁ、と勝手に寂しくなったり、でも「可愛い子には旅をさせなきゃ」と奮い立たせたり。。。
結論、うちは中学卒業をめどに、海外に留学させようと思っています。
子供にとってはもちろんですが、親自身もとても良い経験になりました。
最後に、エージェントと学校の個人的評価を記載します。
エージェント(セブ島留学センター)の評価:95点
かなり満足度が高いです。わかりやすいし、柔軟に対応いただける。
初回の面談でも、かなり詳細にこちらの要望を聞いてくれたので、スムーズに学校を決めることができたし、安心感もあり、価格も安かったです。
1点だけ強いて気になった点を挙げるとするなら、資料の情報量が多いため、良くも悪くも、選択肢が多く、迷ってしまう点。私としては、「3つの学校からこれがおすすめ!」みたいにシンプルに提案して欲しかったですね。
が、選択肢が多いことは、多くの人にとってはメリットだと思うので、そこは気にしなくていいと思います。
今回の記事を読んで、「私も親子留学に興味が出た」と思われた方は、ぜひ一度、相談してみてください↓

留学先JOYFULアカデミーの評価:80点
エージェント同様、かなり満足度は高いです。
ただいくつか気になった点もあったので、以下に書いておきます。
よかった点
1)授業の質の高さ
1:1の授業の質が高い。フィリピンの人は教えるのが上手いです。
これは第2外国語として彼ら彼女らも学んでいるから、あとカリキュラムがしっかりしているからだと思いますね。
会話中心で、こちらの要望も満たしてくれて、内容には深く満足。
2)ちょうど良い規模感
1週間なので、この規模でちょうどよかったです。
ホテルの中の設備は、レストランと、ちょっとしたスナックが買えるカフェ。歩いて30秒で学校棟。3階建ての学校棟には、クラスルームとオフィス。その他にはジム、プール、マッサージ店て感じ。
1週間学習に集中するなら、ちょうど良い規模感だった。
※ただし、これが2週間とか4週間になると、やはり飽きてくるので、もう少し柔軟に外に出やすい環境設定(シャトルバスが頻繁に出ているとか、Grabの使い方を詳しく説明してもらったりとか)があると良いと思う。
3)安心/安全
未成年は基本、事前に許可がない限り、敷地から出てはいけない。親子留学で来ている子どもはもちろん、学生さんで来られていた人もいた。敷地にはガードマンが立っており、警備は厳重。安全性という意味では、間違いないかな、と思う。
気になった点
1)2日目にならないとスケジュールが確定しない
→自分の授業が確定するのが、2日目。しかも、私の場合14:45~18:00になっていた。
こちらとしては午前中にバーっと授業を受けたかった。たぶん、この辺は後から言ったら対応してくれるんだろうけど、私は勉強は4日間だけだったので、いうのも面倒なのでそのまま行った。と考えたら、各々のライフスケジュールがあると思うので、事前に希望を出して、そこに対してある程度合わせてもらえたらよかったな、という感じ。
2)食事が韓国によっている
朝昼晩、全食事がビュッフェ形式。それは楽しいのだが、8割が韓国人ということもあるのか、韓国料理によっている。また、ある程度は仕方ないのだが、脂っこい料理が多く、子供が口にするものに気をつけているうちのような家庭には、ちょっと気になる。
3)ほんの少し受講者のリテラシーが気になる
民度というかw
ある程度は仕方ないのかもしれないが、レストランで走り回る子供に注意しない大人もいる。うーんて感じ。
4)施設の設備利用方法などが一部わかりにくい
まだ整備中、という印象。
1日1回、シャトルバスが出ているらしいが、
その説明がわかりにくかったことと、ちょっと不便だったかな、と。
以上です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。